FAQ

よくあるご質問

FAQ

白神の森以外に日本で乳酸菌は何種類ぐらい存在をしていますか?
またそれらは脅威にはなりませんか?

乳酸菌やビフィズス菌が機能性表示食品の関与成分となっている原料の数は50以下です(当社調べ)。機能性関与成分となっていない原料を含めると更に上回ります。

乳酸菌市場は8000億円規模となり拡大を続けております。その中でも、植物そのものから分離した乳酸菌原料はまだまだ少なく、『白神の森乳酸菌』は乳酸菌市場での競争力を有していると考えております。

ブナ、キハダ由来共に、生きて腸に届くのでしょうか?
具体的に、どんな食品に使われることが想定されるのでしょうか?

現在想定している粉末体は加熱処理されたもので、乳酸菌自体は生きておりません。しかし、弘前大学(農学生命科学部、大学院医学研究科)の研究により、いくつかの機能性が期待されております。現在も、アプローチを変えて研究を続けております。

食品の形状としましては、サプリメントなどの健康食品の他、プロテインバーや飲料などの一般食品に利用されることをイメージしております。

昨今乳酸菌には注目が集まっているかと思いますが、他社が使用している乳酸菌株と、白神の森乳酸菌との違い(効能の違いや優位性等)がありましたらお教えください。

乳酸菌は現在までに約400種類が見つかっており、それぞれが独自の特長を備えております。白神の森乳酸菌は、キハダ由来株からは血糖値低下、内臓脂肪減少、肝機能改善、そして筋肉量増加促進(プロテイン併用時)の機能性が期待されております。また、ブナ由来株からは、腸の粘膜にあるムチン(粘膜の保護作用があり、免疫力の指標となっている)量を増加させ、免疫機能を向上させること、そして抗酸化酵素(SOD)の発現量促進による皮膚のバリア機能を改善させることが期待されております。

今後は基本的には乳酸菌原料の販売がメインになっていくのかと思いますが、
化粧品のように自社で商品開発をする、という可能性はあるのでしょうか?

ご指摘の通り、化粧品のラインナップを増やしていくことも想定しております。また、健康食品の分野でも、自社でオリジナルサプリメントも企画しようと考えております。

植物由来の乳酸菌を扱う会社が少ないとのことですが、それはなぜでしょうか?
商品化が難しいからでしょうか?
それともこれまではあまり効果が得られなかったからでしょうか?

キハダ由来/ブナ由来の両株を分離して下さった殿内暁夫教授(弘前大学農学生命科学部)は、「乳酸菌が植物そのものから分離された例は少なく、どの植物から分離できるかも、トライしてみなければわからない」と仰っています。つまり、誰もが植物から乳酸菌を採取できるとは限らないことを意味し、このような点において、『白神の森乳酸菌』は、得難い価値を有した素材であると考えております。

植物乳酸菌について、「植物表面に生息する他の細菌やカビ、酵母などとの生存競争に勝たねばならず、しかも植物アルカノイドやタンニンなどの抗菌性物質に触れる機会も多い。したがって、植物乳酸菌は、動物乳酸菌に比べて過酷な環境に強いと期待できる(※)」という見解があります。我々も、植物由来乳酸菌の可能性を追求し、研究開発を進めております。

※『現代乳酸菌科学 未病・予防医学への挑戦』(共立出版、杉山政則 広島大学大学院医歯薬保健学研究院教 2015、p.68)

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