「新しい地方創生ムーブメントへの応援歌」
一般社団法人あおもりPG推進協議会
事務局長 佐藤雅秀氏

「新しい地方創生ムーブメントへの応援歌」
一般社団法人あおもりPG推進協議会
事務局長 佐藤雅秀氏

人間の軟骨や皮膚に豊富に存在するプロテオグリカン。

20年以上前に弘前大学医学部の先生が津軽の郷土料理「氷頭なます」からヒントを得て、鮭の鼻軟骨から酢酸を用いてプロテオグリカンを抽出する国際特許を取得して以来、今もなお青森県では、産学官連携による「プロテオグリカン・プロジェクト」が進められています。

(株)ラビプレ代表取締役の三浦和英さんは、「プロテオグリカン・プロジェクト」の黎明期からのメンバーの一人です。30代の前半、彼は、青森県が実に豊かな自然に恵まれ、そこには人々を幸せにする健康美容資源に溢れていることに気づきました。

特に注目したのが、弘前大学医学部から次々と新たな機能性が発表されていたプロテオグリカンでした。そして、保育園の施設長を辞めてまで開発したのが、2011年4月に販売された化粧品「ラヴィプレシューズPGクリーム」。

先日、老人ホームに入居されている92歳になるおばあちゃんから「ラヴィプレシューズPGクリームは10年以上使っているけど、あと5日位でなくなっちゃうの。どうやって、どこで買えるの?」という電話が協議会に来ました。

ずっと「ラヴィプレシューズPGクリーム」がおばあちゃんに幸せな時間を与えてきたのだろうと思えば、さすがに、協議会では商品は販売しておりませんとは言えず、売っているお店に買いに行って、10キロ先のおばあちゃんに届けてきたところでした。

実際、肌もツヤツヤしていて、話しぶりもしっかりした、品のある、かわいいおばあちゃんでした。そして、今、三浦さんは、世界遺産白神山地で発見された「白神の森乳酸菌」を弘前大学と共同研究をしながら事業化に取り組んでいます。

健康な人ほど幸せを感じられる、だから、周りの人たちを健康にしたいという彼の強い思いが「白神の森乳酸菌プロジェクト」の原動力になっているようです。

未来は「人」自らがつくり、積み重ねていくもの。地方創生も全ては「人」から始まります。新しい地方創生のムーブメントは、もうすでに彼から始まっています。

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